関西医科大学第二内科 関西医科大学
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きれいにやせるとは?
「きれいにやせる?ってどんなイメージですか?
私たちが目指す「きれいにやせる」は、みせかけではありません。
健康な体を維持できる体型を作ること=適正な体重・体脂肪を維持することです。
「食生活、運動習慣、休養、喫煙、飲酒なその生活習慣がその発症、進行に関与する疾患群」と定義される生活習慣病は、体脂肪率、体脂肪の分布に関係が深いといわれています。
ここでは、どれくらい、どんなスピードでやせた人がきれいに体脂肪を落とし、生活習慣病につながると考えられる、コレステロールや中性脂肪(TG)を減らしたのか見てみましょう。
関西医科大学附属病院健康科学センター肥満外来を受診した人たちの結果です。
受診した人たちの最初の体重はBMIが25以上で生活習慣病予防のために減量が必要な27名の人たちです。
3ヶ月間、食事・運動療法を行い、みなさん減量することができました。(グラフ)その中ではじめの体重に対して4%以上減量できた人たち(有効群)と4%未満の減量であった人たち(無効群)の血液データを比べると、有効群の人たちの血液データにより改善できた項目が見られました。(グラフ)いかがですか?今の自分の体重よりも3ヶ月で4%減らすとこれだけの効果が期待できます。3ヶ月かけて、60kgの人なら2.4kgです。1ヶ月では、0.8kg、1日なら26g、きっと体重計ではでてこないほどの変化ですね。でも、続けることで、これだけ血液データが改善するのです。私たちが目指しているのは、内面から健康になるダイエットです。生活習慣病が心配、最近少し太ってきたかな?と言う方、今日から、ちょっとした工夫でダイエットをはじめてみませんか? それでは、上手にダイエットできた人は、どんな食事をしたのでしょう?
 
きれいにやせる! ための食事は、各栄養素がバランスよく揃った食事です。どの栄養素が欠乏しても、私たちの体の中で上手に脂肪を減らすことはできません。栄養は、大きく分けて3つのグループに分けられます。エネルギー源となる栄養素(糖質・脂質)を多く含む食品、体を作る、血や肉のもとになる食品(たんぱく質)を多く含む食品、体の調子を整える(ビタミン・ミネラルを多く含む)食品です。
主 食
ごはん
パン
うどん
そば
これらはエネルギーとなる食品ですね。
大切なエネルギー源ですが、食べ過ぎはエネルギー過剰につながります。
自分の体の大きさ、日常の生活強度に見合った量を食べるようにしましょう。
主 菜  
豚のショウガ焼き
焼き魚
刺身の盛り合わせ
冷や奴
鶏肉の水炊き
オムレツ
これらの主菜となる料理には、体を作るタンパク質を多く含む、魚・肉・豆腐・卵がたくさん使われていますね。
魚・肉・豆腐・卵の仲間は、私たちが体を作るタンパク源として大変重要な食品ですが、同時に脂質も多く含む食品です。
したがって、どのような魚を食べるか、どのような肉を食べるかによって脂質の摂取量が異なり、エネルギー摂取量も変わってきます。ダイエット中は、上質のタンパク源が必要です。
魚ならできるだけ新鮮なものを、肉なら脂肪の少ないものを選びます。また、魚・肉・豆腐・卵が偏らないように摂ることが理想です。
副 菜  
ほうれん草のお浸し
野菜サラダ
卸大根
具だくさんのおみそ汁
ひじきの炒め煮
これらの副菜となる料理には、体の調子を整える野菜、海藻などがたっぷり使われていますね。
これらは、主食、主菜に比べ比較的低カロリーの野菜を多く用いているものが多いのが特徴です。
ところが、これらの副菜はちょっとした調味料の使い方で、カロリーが大きく異なってきます。例えば低カロリーの野菜サラダも、たっぷりのマヨネーズやドレッシングを使うとすぐに100〜150kcalアップしてしまいます。煮物も、砂糖をたっぷり使った濃い味付けはカロリーアップになりますし、またごはんがすすむため総エネルギー摂取量の増加にもつながりやすく気を付けたいところです。