関西医科大学第二内科 関西医科大学

運動は動脈硬化や糖尿病、高脂血症、高血圧、肥満、心臓病の予防、治療に非常に有効です。しかし勝手に一生懸命運動してかえって心臓発作を起こしたり、効果がないことがあります。健康科学センターでは、病院の”くすり”と同じように、一人一人にあった治療としての運動を処方し、また実際にフィットネスクラブの感覚で楽しく運動していただきます。もちろん、運動だけではなく、薬、栄養、カウンセリングなど様々な治療も組み合わせて行います。その他、心臓病の方の心臓リハビリテーション外来、競技選手のためのスポーツ外来、禁煙外来、肥満外来など他の診療科や地域のかかりつけの先生とも連携しながら、元気で楽しくなる治療を行います。
はじめての方はインターネットの申し込みフォーム、またはお電話にてご予約下さい。
診察は全て予約制となっております。 なお紹介状のない方は当センター医師の診察が必要となりますのでご了承下さい。

初診の方の診察日は毎週木曜日または金曜日の午前中です。
診察ご希望の方は下記申し込みフォームよりご予約下さい。
予約枠は大変混み合っております。1ヶ月ほど先になることがありますのでご了承下さい。

運動療法の概要

運動処方例数  1466 例(のべ 2298 例)   1988.3 〜

 対象患者は、関西医科大学附属病院に通院中の患者および、生活習慣病の疑いにて医療機関での健康診断で運動等の生活習慣の改善を勧められた例である。すべての受診者は、医師による問診の後、メディカルチェックとして血液生化学検査、検尿、胸部レントゲン、心電図のスクリーニング検査を受ける。
ここで、腎不全、肝機能障害、甲状腺などの内分泌異常、コントロールされていない糖尿病、高血圧等は、まず基礎疾患の精査、治療となる。残りの例は、そのまま運動療法コースへと進む。
 
スポーツ選手メディカルチェック

心肺運動負荷試験数  480 例(のべ 511 例)
競技種目----------------------------------------

 
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参加人数  176 例(のべ 253 例)
肥満外来コース概略

 医師の診察により、甲状腺や副腎腫瘍などの2次性肥満の鑑別が行われ、単純性肥満のみが対象となる。その後、早朝空腹時に基礎代謝量を測定する。採血にて肥満遺伝子のタイプ別判定も施行される。その後、臨床心理士による心理評価が施行される。この心理評価により、個人の性格特性が確認され、生活特性に基づく生活習慣改善のための心理的サポートが開始される。その後、心理カウンセラーにより月1回定期的にカウンセリングを受け、生活改善の程度を確認、また実行するための方法につき、認知行動療法的手法にてアドバイスを受ける。上記心肺運動負荷試験に基づく運動処方は全例に処方され、その後健康科学センターにて、運動指導士より運動指導、実際の運動療法を受ける。また、専属の栄養士により、月1回栄養指導を的的に受ける。これらコメディカルスタッフによるチーム医療は、すべて医師の指示のもとに、6ヶ月間施行される。
 6ヶ月後、再度医師の診察を受け、その後初回と同様に基礎代謝、血液検査、運動負荷試験を受け、効果判定を受ける。この心理カウセリングの併用による肥満治療はチーム医療として非常に有効であり、その効果は様々な角度より検証されている。
 栄養指導も、様々な角度より試みられている。通常は、行動療法として、食事内容のチェック、カロリー計算、食行動の指導などであるが、これらの通常の指導では効果が少ない例では、フォーミュラー食による超低カロリー食の間欠的使用や、携帯電話により食事を写真に撮り、健康増進センターのサーバーに記録し、その記録を管理栄養士がインターネット上で評価し、その後アドバイスをメールするシステムを採用している。これにより、いつでもリアルタイムに食事内容をチェックでき、かつ即時性のある栄養指導を施行することが可能となる。

 
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 禁煙外来受診者は、最初に禁煙カウンセラーにより喫煙動機、喫煙状況、ニコチン依存度の評価を受ける。その後、禁煙行動に関するステージ分類を行う。また心理テストによる性格特性を評価し、個人の性格特性に基づいた禁煙カウンセリングを施行している。その後ニコチン依存が確認された例には、医師によるニコチン置換療法が施行される。2〜4週間ニコチン置換療法を施行し、その後の再受診し、禁煙状況により適切なカウンセリングを継続する。ニコチン依存が軽減した例では、ニコチンパッチの軽減を開始し、約8週間でニコチン置換療法は終了する。
 

関西医科大学健康科学センター
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