| 腎臓高血圧グループ |
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専門領域 : |
腎臓・高血圧 |
| 指導医 : |
森本聡(平成 3年卒、講師)
所敏子(平成 3年卒、助手)
菊池早苗(平成 13年卒、助手)
早川 敬(平成 4年卒、医員)
能勢敦子(平成 7年卒、医員)
正木浩哉(昭和 61年卒、臨床検査医学講座講師) |
| 大学院生
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今田崇裕(平成
10年卒)、山原英樹(平成12年卒) |
| 臨床実績
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腎臓・高血圧グループでは腎疾患の初期から末期(透析期)まで一貫してエビデンスに基づいた質の高い医療を実践することをモットーとしています。各種腎炎・ネフローゼ症候群に対しては腎生検(図1、2)を含めた精査を行いますが、腎生検の施行件数は年間約
90 件にのぼります。また、慢性腎不全の進行抑制を目的とした患者教育にも力を入れています。 |
| 残念ながら腎不全が増悪し腎代替療法が必要となった症例については、医学的・社会的適応を十分に考慮した上で血液透析・腹膜透析・腎移植のいずれかを選択しています。
当院は日本透析医学会の認定施設であり他施設からの要請が多く年間約 60例の血液透析導入を実施し、合併症治療の入院患者の透析を含めると年間約250人の透析を実施しています(図3)。 |
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| 図1,腎生検組織像(例) |
図2,腎生検施行風景 |
| 腹膜透析(図4)に関しては導入(年間5〜10例)後の維持透析も外来ベースで行っています(現在17例)。
また、血漿交換、エンドトキシン吸着、CHDF、LDLアフェレーシス (図5)などの各種血液浄化も積極的に行っています。 |
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| 研究テーマ |
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当グループは最先端レベルの研究を行い、世界に情報発信すべく日夜研究に励んでいます。その内容は多岐に渡りますが、大きく分けると以下の
4つに分けることができます。 |
| (1)腹膜障害の機序解明に関する検討 |
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長期間の腹膜透析施行例では腹膜が高度に障害され腹膜透析の継続を断念せざるをえないことがしばしばです。そこで、腹膜障害の進展抑制・治癒に関する新しい治療法の開発を目的として、腹膜機能障害の機序解明のための基礎的な検討を行っています。 |
| (2) 血管および腹膜再生に関する検討 |
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動脈硬化性疾患や腹膜障害に対する再生医療に関する基礎的検討・臨床応用を精力的に行い世界的に注目されています(詳細については 再生医療グループ のページをご参照下さい
)。 |
| (3) 延髄への周辺動脈による圧迫と高血圧の関連に関する検討 |
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本態性高血圧の一部の症例では延髄の交感神経の中枢への周辺動脈による圧迫が高血圧の原因であり、圧迫除去術により血圧が正常化し得ることを示してきました。このことは今まで原因不明(=本態性)と言われてきた高血圧の一部には延髄への圧迫が原因である症例があること、すなわち新しい二次性高血圧が存在することを意味します。このことはすでに日本高血圧学会の治療ガイドライン
2004年版(JSH2004)に掲載され注目されています(図6)。現在“延髄圧迫性高血圧”なる新しい二次性高血圧の概念を確立するために必要な詳細な検討を当教室の循環器グループと共同で行っているところです。 |
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図6,JSH2004 に掲載された研究内容 |
| (4) 慢性腎疾患の腎機能障害発症の機序解明・創薬に関する検討 |
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慢性腎疾患の進展抑制・治癒を目指した新しい治療法の開発を目指しています。そのために必要な基礎的検討を生理学、薬理学および分子生理学的手法を用いて行っています。 |
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| >>英語論文
(過去5年間) はコチラ |
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| 研修システム |
当グループでは優れた
腎臓内科医・透析専門医の育成を目的とした研修システムを構築しています。 |
| (1) 腎臓カンファレンス |
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腎疾患
( 透析症例を含む ) 、高血圧症例の病態を正確に把握し適切な治療を実践することができるようになるように、当科入院患者および透析患者に関するカンファレンスを週に
1 回行っています ( 図7 ) 。 |
| (2) 腎生検および腎生検カンファレンス |
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腎炎の診断において必須とも言える経皮的腎生検を安全に行うことができるよう指導します。さらに組織標本の病理診断ができるようになるよう週に
1 回 腎生検カンファレンスを別途行っています(図8)。 |
| (3) 透析当番 |
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血液透析を含む各種血液浄化法の適応を学びかつ安全に行うことができるようになるための透析室当番を設けています。治療内容は上記腎臓カンファレンスにて討議され適宜修正されます。 |
| (4) 病棟回診 (週
1 回) |
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| 取得できる専門資格 |
| 日本内科学会認定医・専門医、日本腎臓学会認定専門医、日本透析医学会専門医・指導医、日本高血圧学会専門医 |
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| 将来性 |
| わが国では透析患者数が増加の一途をたどっています。それに伴い現在よりもさらに多くの透析医が育成される必要があります。しかし根本的には腎疾患の進展抑制・寛解を目指した治療を実践し透析患者を減らす対策が必要です。そのためには腎臓内科医によるきめ細かい対応が重要と考えられるため、腎臓内科医の数の増加・質的向上が強く望まれます。当グループではそのような社会的ニーズに応えるべく優秀な腎臓内科医、透析医の育成を目指しています。また日常診療においては腎臓・高血圧治療に関する関西地域における中核的医療機関として高度医療を提供するとともに、病診連携、病々連携の拡充を進めているところです。究面では現在行っている仕事をさらに発展させて、これからも日本
(関西)から世界に向けて情報発信し続けて行けるよう努力しています。このように、当グループに課せられた責務は非常に重いと感じていますが、これらを確実に実現することにより当グループは益々発展していくものと自負しています。 |
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| 最後にひとこと
(研修先、入局先を考えておられる方へ) |
| 私たち腎臓高血圧グループは一緒に仕事をして下さる方を募集しています。 |
| 私たちのグループは比較的小規模ではありますが、スタッフと大学院生が家庭的な雰囲気の中協力しあって仕事をしています。腎臓・高血圧という医療分野は対象患者数が非常に多いこと、病態の解明・治療法の開発などまだまだ検討すべきことが多いことより、やるべき仕事はたくさんあります。私たちと一緒に仕事をして、腎臓高血圧に関する臨床・研究の醍醐味を味わっていただければと思っています ( 決して後悔はさせません! )。これから研修、入局を考えておられる方で、少しでもこの分野に興味を持っていらっしゃる方は下記までご連絡いただければ幸いです。 |
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