関西医科大学第二内科 関西医科大学
 平成12年度より糖尿病、高脂血症、高血圧運動療法の医療保険の適応も認可され、ますます医療としての運動の役割は重要となってきました。皆様方の施設においても治療中の方や、検診で治療を勧められているクライアントも多いと思われます。しかし、現実には、メディカルチェックや適切な治療なしに運動を行っている方もおられ、施設、トレーナーとして一抹の不安を感じておられる場合もあると思われます。
 一方、関西医科大学付属病院では、平成11年度より健康科学センターを設立し、心臓リハビリテーションをはじめ、糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満の運動療法を付属病院という専門医療機関の中で施行してまいりました。
全ての例で、呼気ガス分析を行い、AT処方を中心とした監視型運動療法、心臓リハビリテーションを行っています。しかし、なにぶん施設の規模の面から患者様の受け入れ容量に限界があります。また、多くの患者様は、治療開始後、薬物療法の併用もありますが、安定し、必ずしも監視型運動療法が必要でない方もおられます。
 そこで、この度、糖尿病、高脂血症、肥満、心臓リハビリテーション等で状態が安定している方には、地域のフィットネス施設で運動を継続していただき、運動の効果を持続していただきたいと考えております。ただし、運動の安全性や効果を継続して確認していくために、定期的な検査や評価は引き続き関西医科大学健康科学センターにて行い、フィットネス施設へ安全性の確認や効果の評価を提供させていただく予定です。
 同時に、皆様方の施設において、血圧や糖尿病、心臓病等で不安のあるクライアントの方で、適切なメディカルチェック、治療を受けておられない方がおられる場合、直接関西医科大学健康科学センターにご紹介いただき、運動負荷試験を含む必要な検査を施行し、運動の可否の判定、皆様の運動プログラム作成にご参考になる資料を作成し、再び貴施設にて運動を継続していただくシステムも構築する予定です。
 このシステムにより、フィットネス施設では、クライアントに適切なメディカルチェック、治療の提供、医療施設の患者様には、よりすばらしい環境で運動を継続していただけることになります。
全ての例で、呼気ガス分析を行い、AT処方を中心とした監視型運動療法、心臓リハビリテーションを行っています。しかし、なにぶん施設の規模の面から患者様の受け入れ容量に限界があります。また、多くの患者様は、治療開始後、薬物療法の併用もありますが、安定し、必ずしも監視型運動療法が必要でない方もおられます。